#41: Internal Combustion Locomotive based on ARU MODEL kit


 This model is based on freelance locomotive kit released by Aru Model. Kit includes brass etched sheets and designed for beginners to build up easily. It requires 26.5mm wheelbase powered truck.
 I modified underframe details with styrene sheet and installed engine from Life-Like HO freight load. Coil springs suppoting journal boxes are made by wires.

Oナローの世界にもシンプルで組みやすい真鍮キットが出回るようになりました.その一つがアルモデルから出ている内燃機関車です.ちょっと手を加えれば様々なバリエーションが楽しめそうです.キットの内容は厚板エッチング板による構成で,折り曲げだけでしっかりした車体が組みあがるように設計されています.
 車体のリベットはセンターポンチなどを使って裏側から打ち出す方式で,簡単にできます.屋根にはヘッドライトの取り付け部が突き出ており,それで屋根板を固定するようになっていますが,作品ではヘッドライトをボンネットにつけてみました.
 作品では下回りを改造してみました.軸受けまわりがあっさりし過ぎているので,縁取りのある鋳物フレームにすることにして,0.5mmプラ板を2枚重ねて表現し,真鍮のフレームに貼り付けました.そのため元の真鍮側板は少し内側にとりつけ,軸箱部分は側板から切り離して0.5mm分浮かせて取り付けました.また,エッチングで彫刻されている軸受けのコイルばねには,細い被覆電線を巻いてみるとよい感じになりました.エンジンルームもキャブ内もまっ平らですので,色々なディテーリングが楽しめます.エンジンにはライフライクがHO用貨車積荷として出している発電機を利用しました.ラジエータグリルは,縦筋と,丸いパンチ孔とが選べます.パンチ孔の板は保護板としてボンネットの外にとりつけてみました.
 塗装は調色スプレーのニュートラルグレーと西武ラズベリーを使い,かなり使い込んだ仕上げにしました.


2008/11/8 Nobuo Koizumi