This model is a Plymouth FL1 5-ton gas-mechanical industrial locomotive
by Grandt Line. I built this kit soon after I started modeling On30. Recently,
I restored it with proper weighting, weathering, knuckle coupler, and numbered
#50.
手帖をひっくり返してみると、Oナローを開始して二つ目に購入したのがこのグラントラインのキットです。手に入れたのは1994年で、すぐに組み上げて完成させましたが、無番のまま、放置されていました。先日、50番の番号を与えて少しウェザリングに手を加え、ウェイトを追加して走行を調整し、ナックルカプラーを取り付けて現役復帰させました。
プリマスのこのデザインの車両は日本の産業用内燃機関車に大きな影響を与えました。グラントラインはOn3, On30, On2の3種を製品化しており、細部がそれぞれ異なりますが、これはもちろんOn30です。プラモデルでしかも本格的な動力化ができるのはグラントラインの製品の他にはなく、その精度には驚くばかりです。スチレンモールドの外枠の内側にある突起にデルリンギアをはめ込む方式で、動力は申し分ないのですが、このままでは絶対的な重量不足で走行が安定しません。モーターはエンジンフード内に収められますので、完全なキャブインテリアがついています。作例ではフレームの4隅にウェイトを接着しましたが、まだまだ重量不足です。
予備機は組み立てていない。まさにプラモデルであるが、動力部品も揃っている。
ボディははめ込む構造になっており、外れやすかったが、カプラーピンのおかげで固定されている。