Bタンク 6号機
Pug No.6

Sketch overlaid on Pug illustration. Body is made by styrene sheets and pipes.

Freelance tank locomotive named Pug No.6 was built by styrene materials on Hornby Pug (formerly Dapol Pug) chassis.
Body assembly: Evergreen pipes are used to make boiler (12.7mm dia. widened), chimney rim (5.5mm dia.), steam dome and window rim (9.5mm dia.).
Underframe assembly: Underframe parts for ARUMODEL tank locomotive are used, replacing main rods and crosshead/slide-bar assembly.
Built November, 2011.

フラットな床板の上に低めのボイラーを置いた、多くのフリーランス入門Bタンクにつながる楽しいサイドタンクをつくってみました。下回りには今回は英国型小型蒸機PUG(DAPOL,現在はHornbyから発売)の下回りを活用しました。モーターはマブチのキャラメル型、ウォームで1軸を駆動し、一方の軸とはロッド連動です。

 上回りにはエヴァグリーンのパイプ材を活用することにしました。
直径12.7mm:ボイラーに使っていますが、欲しい直径は15mmです。パイプをカッターで切り開き、6mm幅の角材をかませて広げています。この角材がボイラーの支えになっています。
直径9.5mm:これはスチームドームに使っています。また丸窓の枠はそれを0.5mm厚の輪切りにして使いました。
直径5.5mm:煙突は5mmのプラ棒を使い、このパイプのスライスを先端につけました。

 今回使ったパーツはボイラーの横から出ている逆止弁(エコーモデル16番用)ぐらいで、ホイッスル、加減弁、各種蓋などはすべてあり合わせの素材でつくっています。
 PUGのクロスヘッドはカバーがかかっており、それをはずすとピストンロッドがありません。そこでアルモデルBタンクの下回りパーツ(スライドバー、クロスヘッド&ピストン、メインロッド)の一部を利用することにしました。シリンダーはPUGのまま使うことにしたため、ピストンロッドが滑る部分にだるまやのシャフトブッシュ(フランジのついた短いパイプでモーター軸径を変換するための部品)を押し込み、そのフランジでスライドバーをブロックに固定しています。
 シリンダーブロックは赤で塗装しましたが、車体は無難な黒になりました。(2011年11月完成)

2013年12月 Nobuo Koizumi